なめがたダイアリー/茨城県行方市の取材記事をお届け!
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境内を駆け抜けろ! 夏の暑さにも負けない迫力の祭り
行方市天王崎に位置する八坂神社で毎年開催されます。
霞ヶ浦湖畔沿いにある八坂神社の境内は、松が植えられて風情ある場所です。
麻生祇園馬出し祭りは、古宿、新田の二つの地区が中心となり行われます。神馬にまたがり凛とした姿のお稚児さん。暴れ馬と人が一体になり八坂神社の境内を走り抜ける姿は、観客を魅了します。
無病息災・五穀豊穣・家内安全。
これから行われる馬出しの安全も祈願します。
手綱をしっかりと握り凛とした姿のお稚児さんは
永作亮空(ながさく ろあん)君(5歳)です。
馬出し祭りでは馬をヤマタノオロチ、神輿をスサノオノミコトに見立てているといわれています。
初日の宵祭りでは、神輿を先頭に稚児さんや神職が行列をなして地区内を練り歩きます。
2日目、本祭りでは八坂神社内で馬と神輿が勇ましい戦いを繰り広げた後、浜降りといって神輿が霞ケ浦に入ります。
※麻生祇園馬出し祭りは、行方市の無形民俗文化財に指定されています。
白い布と紐をかけられている馬は、当家と呼ばれヤマタノオロチを表現しています。
お祭りで馬に乗る人は、地域の若者の中から選ばれます。先頭で馬の手綱を引く人を「前はんな」、後ろで手綱をささえる人を「後ろはんな」と呼びます。
特に「前はんな」は、馬と心をひとつにして境内を駆け抜ける、とても勇気のいる大役です。その姿は子どもたちにとって、まるでヒーロー! いつか自分も「前はんな」になりたいと憧れの的です。
無病息災・五穀豊穣・家内安全、これから執り行われる馬出しでのはんなたちの安全祈願が行われ、いざ境内へ!
境内にはたくさんの観客が開始前からカメラを抱え、開始を待ちわびています。
境内を塩で清めます。
鳥居をくぐり、塩で清められた境内に大人神輿、子ども神輿が入ります。
暑い中でもこども達の掛け声に、観客も励まされます。
背筋をピンと伸ばし、力強く手綱を引く凛々しい姿。
カメラマンたちのシャッター音が一斉に境内に響きます。
神輿で馬をはやし立てます。
驚いた馬に振り落とされてしまう場合もあります。
前はんなは手綱をしっかり引いて振り落とされないようにします。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。