村田寝装株式会社さんは、現在麻生陣屋通り商店街の大盛電機商会の隣でお店を開いています。

村田寝装株式会社さんは現在の寝具を扱う以前には様々な変遷をしています。

寝具を扱う前は食堂を営み、その前はよろず屋でした。

今回はその村田寝装株式会社さんの今昔を追ってみようと思います。

食堂から寝具店へ 

村田寝装さんは初めは味噌や醤油、生活用品全般を扱う街のよろず屋さんでした。

今のコンビニのようなものですかね。

その後、昭和28年に食堂を開業しました。その頃の名前が「村田食堂」。

ラーメンやそば、おしるこなどを出しており、街の食堂として人気だったそうです。

古写真は昭和30年代後半の「村田食堂」です。

当時は隣の大盛電気商会さんとパチンコ屋さんに挟まれて商店街の中心にありました。

当時、近所の蓮城院で行われていた虚空蔵様でおしるこの引換券を投げていて、「村田食堂」さんに持ってきて温かいおしるこを食べていたということです。

その後、昭和40年代初頭から旦那さんの実家で行っていた布団カバーの裁縫業から影響を受け、食堂と布物を同時に扱うお店になります。

そして昭和45年頃に食堂をやめ、寝具の専門店へと変わっていきました。

その後、昭和55年に現在の村田寝装株式会社の大きな白い建物が建ち、現在に至ります。

おわりに

現在の布団屋さんになるまでに、様々な変遷をしてきた村田さん。

業種は変われども、時代に合わせ人々のニーズに合わせ麻生陣屋通り商店街で約90年営業をされています。

ずっとずっとこれからも麻生陣屋通り商店街を見守り続けてくれます。

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