忍耐力はどの時期に最も身につくのでしょう？

忍耐力は４歳を目安にまわりの大人たちが積極的に関与し、小学生のうちに積極的に関与する段階を終える様にするのが良いとされています。特に小学校入学前後の時期に身につけた『我慢強さ』はその後の忍耐力の育成に大いに関係します。

では、初期の忍耐力はどの様に育めばよいのか。それは『我慢する』ことを『成功体験』に結びつけてあげることです。我慢すれば良いことがあるし自信もつけられることを周りの大人たちが身をもって見せ、我慢する状況を根気強く見守り、やり遂げたときにきちんと褒めてあげる。たったそれだけの事なのです。
　研究によると、忍耐力は積算的に育つそうで小さな我慢を沢山繰り返すことで育まれるものだそうです。また、年齢を経てからでは忍耐力は殆ど向上しないことも解っています。だから特に１０歳までに楽しくないことを当然の様に出来るようにすることが大切なのです。

　私は毎年受験に関わっているので、受験に強い子や向かない子がいることを良く理解しています。その「向かない子」たちの殆どが「忍耐力の弱い子」たちです。また、昨今の若者の離職率の高さの主たる要因の一つは当然この『忍耐力の無さ』によるものに違いありません。

結論として、忍耐力を育むには、
①スタートは４歳を目安に
②10歳までは保護者が積極的に関与し
③忍耐を成功体験へと結びつける
ということです。お子様が小学生ならまだ遅くはありませんので様々なことをトライしてみてください。

　「学ぶこと」は楽しくもありますが面倒でもあります。また、解けない問題と向かい合うことは辛いし投げ出したくなるような『我慢する』瞬間なのだと思います。
　私ども志学塾は学習指導を通して子供たちの発達教育に関わることを肝に銘じ指導にあたっております。
　現在、小学生を強く募集しています。個々人の個性に加え、学ぶことの楽しさ、辛さ、出来たことの喜び等をキチンと考え指導を行います。特に長期的な指導をさせて頂ける子供たちを歓迎しますので是非小学３年生までのうちにに当塾のドアをノックして下さい。当塾で学ぶことは間違いなくお子様の忍耐力作りの一助になるはずです。