全ての英文は１２の時制のいずれかで出来ています。現在・過去・未来を基本に、それぞれに進行形・完了形・完了進行形がありトータルで１２通りとなります。英語の出来はこの時制をきちんと扱えるかにかかっています。

今回は3つの基本時制について解説します。

【現在時制】
一般に時の制約を受けないものに用います。「学校に通う」「歯を磨く」など習慣的な行為や「知っている」「幸せだ」「〜にいる」などの種々の状態を表すのに用います。また、if節で未来の事柄を表現するのにも用いられます。これが小中学校で学ぶ内容です。高校以降では、不変の真理や確定的未来を表す際にも用いられます。

「現在」と聞くと今現在のことのみを表している様に感じられるところが厄介なんです。小学生から中１までは「現在時制」を中心に英語を学びます。でも考えてみてください。私達の普段話していることは殆どが過去のことですね！だから中１まではの英語は自己紹介等以外ではほぼ会話には使えないものなんです。つまり英語を学ぶうえで大切なのは過去に関わる時制であり、動詞の過去形、過去完了形なのです。こう考えると英語が苦手になるのが中２なのがよく解ると思います。

※次回は「過去時制」について少し説明させて頂きます。