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なめがたヒストリー

なめがたヒストリー筆者からすが選ぶ オススメの郷土に関する本11選

お家にいるときにぜひ郷土の歴史に触れてみて下さい

こんにちはからすです。

毎日毎日新型コロナのニュースでどうしたらいいか分からない気持ちで過ごしています。

 

一刻も早くこの状況が収まることを願っています。

 

さて、今回のなめがたヒストリーはちょっとテイストを変えて、お家にいるときに読みたい郷土関係の本の特集をしてみたいと思います。

 

前々から筆者からすはどんな本を読んでいるの?といわれることがあったことから今回の企画にしてみました!

 

からすの好きな郷土関係の本をちょっと教えてみたいと思います。

 

本当は町史とか読んでもらいたいんですが、今回は大手ネットサイトで買える本だけをチョイスしてみました。

 

ではご覧ください。

植田敏雄『常陸国麻生藩の研究』

 

まず麻生藩を語る上で欠かせないのがこの本でしょうね。

作者はもちろん麻生藩の研究の第一人者の植田敏雄先生になります。

麻生藩家老屋敷で有名な麻生藩はどんな歴史を紡いできたか。

麻生小学校出身の方、または麻生在住の方はぜひ読んでもらいたい本になります。

植田敏雄『常陸国麻生藩の研究』

藤田稔『茨城の民俗文化』

 

茨城の民俗をひたすら写真に収めていった地方民俗学の大御所藤田稔先生の集大成の本。

行方市の民俗文化に関しても多くの写真があり、茨城全体の中の行方の民俗の位置を知るにはうってつけの本。
今は失われてしまった民俗文化も多く載っているので、お家にいるときに家族で見てみるのもいいかもしれません。
藤田稔『茨城の民俗文化』

黒澤彰哉『ヤマトタケルと常陸国風土記』

 

ヤマトタケルの足跡を追いながら『常陸国風土記』の謎を紐解くというフィールドワークと史料分析を図も交えながら分かりやすく解説してくれる本。
現在と過去を行ったり来たりしながら古代にロマンを馳せることが出来ます。
『常陸国風土記』や日本神話が好きな方はぜひ!
黒澤彰哉『ヤマトタケルと常陸国風土記』

鳥越皓之『霞ケ浦環境と水辺の暮らし-パートナーシップ的発展論の可能性-』

 

社会学の本なのかな?環境学の本なのかな?と思いながら読むと、ベースがガッツリ民俗学や社会人類学の本。
本当に多角的な視点から霞ヶ浦周辺の暮らしを分析してくれています。
現在の生活にフォーカスを当てて地方史をはじめてみたい人にもおすすめです。
鳥越皓之『霞ケ浦環境と水辺の暮らし-パートナーシップ的発展論の可能性-』

小林三衛・武井邦夫編『茨城の思想』

 

茨城県人はなぜそんな考え方をするの?という疑問がすっきりする本。
茨城県人の考え方の流れを古代から現在に至るまでじっくりと説明してくれます。
政治の歴史や生活の歴史も大切なんですが、思想史というものにも触れてみてもらいたいのでこの本はおすすめです。
小林三衛・武井邦夫編『茨城の思想』

茨城地方史研究会編『茨城の歴史 県南・鹿行編』

 

茨城県史の中でも鹿行と県南地域にフォーカスを当てて論じた本。
コラムが面白いので引き込まれて読んでしまいます。
霞ヶ浦水運の話や鹿島開発の話など…
行方市民なら知っておきたい話がたくさんです。
茨城地方史研究会編『茨城の歴史 県南・鹿行編』

堤一郎『玉造町の昔ばなし』

 

薄くて小さい本だが、中身はすごく濃い本です。
玉造の昔話や歴史遺物が端的にわかりやすくまとめてあります。
これを読んでからお年寄りと話をすると盛り上がるかもしれません。
堤一郎『玉造町の昔ばなし』

小沼忠夫『北浦の昔ばなし』

 

北浦の昔話に限らず、口伝や祭りなどもまとめた面白い本。
北浦の民俗に関しては、これを見ればだいたい分かると思います。
山田祇園祭や太刀揉みや十三詣り等…北浦のお祭りが気になる方はぜひ読んでみて下さい。
小沼忠夫『北浦の昔ばなし』

青木智也『いばらぎじゃなくていばらき』

 

現在はイバラッパーとして活躍する青木智也さんの本。
筆者からすはこの本から茨城について色々調べ始めました。
まずは超ライトに茨城の事を知ってみたいという方に超おススメ。
その後に発売された『続いばらきじゃなくていばらき』と『ごじゃっペディア 楽しく学ぶ茨城弁』もあわせて読んでみて下さい。
青木智也『いばらぎじゃなくていばらき』
青木智也『続いばらぎじゃなくていばらき』

青木智也『ごじゃっペディア 楽しく学ぶ茨城弁』

網野善彦『古文書返却の旅 戦後史学史の一齣』

 

歴史学の大家である網野善彦先生の失敗の歴史。
霞ヶ浦北浦周辺へ歴史学者が借り物を返しに行くという実話。
あらためて霞ケ浦北浦周辺の人が優しいんだなと気がつく本です。
網野善彦『古文書返却の旅 戦後史学史の一齣』

木村忠啓『虹かかる』

 

令和2年4月20日に発売された長編時代小説。
小説の舞台が麻生藩の新庄家という行方市民にはとっても嬉しい舞台設定!
研究書が苦手だなーという方は郷土を舞台にした小説はどうでしょうか?
木村忠啓『虹かかる』

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は普段、筆者からすが読んでいる本をちょっと紹介してみました。

 

新型コロナウイルスの流行でお家にいることが多くなると思います。

 

この機会に、郷土の歴史に触れてみませんか?

そして新型コロナウイルスの流行が収束した後にあらためて地域を巡り、私たちの住む場所の良さを感じてもらいたいと思います。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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