なめがた来たらいがっぺよ サイクリング特集
~昭和初期創業!四代に渡って続く金物の専門店~
~現在の小沼金物店~
小沼金物店さんは麻生陣屋通り商店街でお店を開いています。
小沼金物店さんの創業は昭和初期!
それから金物一筋約100年!
今回はその小沼金物店さんの今昔を追いかけてみようと思います。
小沼金物店さんの始まりは、大正末期に小沼金物店の創業者である小沼燐さんが、本家の小沼材木屋さんから分家したところから始まります。
小沼金物屋さんが始まった当初は、初代の小沼燐さんが本家の手伝いをしながらのスタートであったそうです。
小沼金物屋さんの電話番号が0052であることから、麻生のなかでも古いお店という事がわかります。
写真は昭和40年代後半の小沼金物店です。
当時の小沼金物店は2代目の小沼泰一さんが切り盛りしていました。
瓦屋根で立派な金物屋さんです。
2代目の小沼泰一さんは金物の販売以外にもポンプの取り付けも行っていたそうで、看板にポンプについて書いてあることが目立ちます。
当時は七夕飾りをきれいに飾っていたそうです。
このお店の姿はは昭和63年まで続き、昭和の終わりと同時に、現在の店舗に建て替えられました。
昭和40年代後半の小沼金物店
平成に入ってすぐの写真です。
この頃の小沼金物店さんは三代目の小沼忠行さんに代替わりしています。
小沼忠行さんは昭和55年に小沼金物店を継ぎ、昭和63年に店舗を現在の姿に建て替えた方です。
店舗を建て替えた頃の世の中は、消費税が導入される前の年であったため、駆け込み需要で一気にお客さんが来たと教えてくれました。
家で使う金物も、建築資材もどんどん売れて、新店舗にしてスタートは好調!
その後、バブル期に突入していったそうです。
写真はそんな時期の小沼金物店さんが、麻生町商工会の売り出しに参加した時の写真です。
この頃は麻生町商店街がとても盛り上がってきた時代で、いろいろなイベントが始まった時代でもありました。
イベントに参加する時にお店で売っている金物は重いので、軽くて持って帰ることができるバケツやガムテープなどを売っていたそうです。
平成の初めの頃の小沼金物店
小沼金物屋さんは平成29年に四代目店主の小沼孝之さんに代は変わりました。
様々な時代の変遷を乗り越え、現在までずっと麻生の建物を支えてきた小沼金物屋さん。
これからもずっとずっと麻生陣屋通り商店街を見守り続けてくれます。