プロアーティストの銀職人MARO（マロ）さんが制作した漆喰アートの贈呈式が、行方市立玉造中学校体育館で開催されました。
この漆喰アートは、MAROさんが取り組むプロジェクト「大切なものは土の中」により制作されたものです。「人生において大切なものは何か」を考え、大切にするきっかけになればという願いが込められた作品です。また、MAROさんのリアルな実体験を基にした講演「地獄の人生は無興味から」に耳を傾けました。

MAROさん：「色々なことに興味を持つこと」が成功への秘訣！　毎日をただ流されて生きるのではなく、何でもいいから好きなこと、物、人などに興味を持つことが社会に出てからも役に立ちます。それには知識を持つこと。本を読むことが大切です。好きなジャンルの本を読むのではなく、自分の嫌いなこと、やりたくないところに成長があることを覚えておいてほしい。
今回の漆喰アートの作品は、土の中にある球根がどんどん成長して成功し、その種が社会貢献であったり他の人へも幸せの種が届くようにという願いを込めたものです。（MAROさんコメント抜粋）

MAROさんの話を聴いて、中学生の皆さんの心に刺さるものがあったのではないでしょうか。
※漆喰アートについては、保護者の皆さまにも見ていただける場所に展示される予定です。

■銀職人MAROさんプロフィール■
1972年　ひたちなか市（旧那珂湊市）出身。小学生の時に水戸市に移住。
2006年　未成年への支援のため、水戸市内のごみ拾いや夜回り活動を行う。
2011年　銀職人として開業。
2014年　水戸市より、未成年への支援活動への感謝状が贈呈される。
2023年　「大切なものは土の中」プロジェクトの開始。
　　　　　水戸市立酒門小学校へ第1作目を寄贈。
　　　　　その後も継続して茨城県内の他自治体へ漆喰アートを寄贈している。