あんなに賑やかだった園舎が、春休み期間中はとっても静かで寂しげです。子供たちで賑わっていた保育室を思い浮かべていると、先日の光景が蘇ってきました🌥
　大きな泣き声が聞こえたので様子を見に行った時のことです。テラスで年少組の男の子が座り込んで泣いていました😢「どうしたの？」と私が声をかけようとしたとき…園庭で遊んでいた女の子が気付いて「どうしたの？」と声をかけてくれました。私は出そうとした言葉を引っ込めて、様子を見ることにしました。声をかけられた男の子は、「遊んでくれる友達がいない。」とポツリ😢すると周りの子供たちが作戦会議を始め、相談が終わると「Ａくん（泣いていた男の子）の好きな遊びしていいよ。」と声をかけに来てくれました💖みんなで相談してＡくんの時間をつくってあげることにしたようです✨なかなか立ちださないＡくんでしたが、一人の子が「早く行こう。」と優しく手を引いて✋みんなの輪の中へ誘ってくれ、Ａくんを中心にゲーム遊びが始まりました。Ａくんは、もちろん満面の笑顔☺そんな年少組さんの後ろ姿や笑い声を聞いて、「大きくなったなぁ…」としみじみしてしまいました☺
　その日の帰り会で一日を振り返った際、Ａくんが「泣く前にもっと早く友達に声をかければよかった。」と発言したそうです。それを聞いてまわりの友達も「そうだよ。みんなで遊べるよ。」と微笑ましいヤリトリがあったことを、担任の先生が教えてくれました。帰りの会の場に私はいませんでしたが、頼もしい年少組さんの光景が目に浮かびました✨４月から新入園児の頼りになる、ステキなお兄さん・お姉さんになること間違いなし！頑張れ！！新年長さん♡