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季節性インフルエンザの予防について

インフルエンザとは

 インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」によって起こる感染症で、例年12月~3月にかけて流行します。
 インフルエンザは普通のかぜとは違い、小児や高齢者、免疫力の低下している人がかかると重症化する恐れがあるため、かからない、うつさないために、日ごろからしっかりと手を洗い、マスクの着用や咳エチケットなどを心がけましょう!

  インフルエンザ か   ぜ
症   状 高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、せき、のどの痛み、鼻水など のどの痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、発熱(高齢者では高熱でないこともある)
発   症 急 激 比較的ゆっくり
症状の部位 強い倦怠感などの全身症状 鼻、のどなどの局所的

 

インフルエンザの流行状況

 インフルエンザウイルスには、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、2系統のB型の4つの種類があります。
 新型コロナウイルス感染症の影響でインフルエンザの流行が低調であったことなどの影響で、A(H1N1)亜型やA(H3N2)亜型の抗体の保有割合が全年齢で低下傾向にあることなどから、インフルエンザの流行が起こりやすい状況にあると考えられます。

インフルエンザ流行情報(2023-2024シーズン)(茨城県ホームページ)

 

感染予防について

(1)流行前のワクチン接種
 インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。

 ・令和5年度高齢者インフルエンザ予防接種の助成について
 ・令和5年度小児インフルエンザ予防接種の助成について
 ・令和5年度妊婦インフルエンザ予防接種の助成について

(2)外出後の手洗いなど
 流水・石けんによる手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

 ・手洗いポスター(厚生労働省ホームページ)

(3)適度な湿度の保持
 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

(4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

(5)人混みや繁華街への外出を控える
 インフルエンザが流行してきたら、特に高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染などを防ぐことができる不織布製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。

(6)室内ではこまめに換気をする
 季節を問わず、また、新型コロナウイルス対策としても、十分な換気が重要です。
 一般家庭でも、建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により、室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。常時換気設備や換気扇を常時運転し、最小限の換気量を確保しましょう。

<窓開けによる換気のコツ>
 窓開けによる換気は、対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的な換気ができます。また、窓が1つしかない場合は、部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置しましょう。

 

インフルエンザにかかったら

 一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
 排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみなどの症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用するなど、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
 現在、学校保健安全法では「発症した後5日経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)。

 

関連リンク

 ・インフルエンザ(総合ページ)(厚生労働省ホームページ)
 ・令和5年度今シーズンのインフルエンザ総合対策について(厚生労働省ホームページ)
 ・令和5年度インフルエンザQ&A(厚生労働省ホームページ)