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りあん “ひと”

藤代範雄氏

ママたちが作る地域情報誌 『りあん・めーる』がお届けする行方市に暮らす素敵な " ひと"

2012/12/14

りあん “ひと”  vol.11   【藤代範雄氏】

行方市ビレッジパーク芸術村に事務所を構える世界的デザイナー

行方市ビレッジパーク芸術村をご存知ですか? 

春の行方市ビレッジパーク芸術村
春の行方市ビレッジパーク芸術村
小美玉市と隣接する沖洲地区。そこを走る国道354線と県道8号線を結ぶ場所に
画家や陶芸家などの芸術家が自宅や事務所を構え、「芸術村」と呼ばれている場所があります。
茨城空港まで、車で10分ほどといったこの場所、実は、知る人ぞ知る行方市の名所。

春になると桜のトンネルがみごと(@@)!!な場所で
桜の開花に合わせ、毎年、芸術家たちがオープンアートを開催しています。

日本を代表するグラフィックデザイナーは 行方市をこよなく愛する " ひと "

とても気さくにお話くださる藤原氏
とても気さくにお話くださる藤原氏
この芸術村の一角に事務所を構える藤代範雄氏は、

☆ニューヨークADC会員
☆JAGDA会員(関東代表運営委員)
☆2008国民文化祭審査委員
☆スイスモントルー国際広告芸術祭ゴールデンアワード国際審査員アジア代表

などを務める、世界的なグラフィックデザイナー。

そんな藤代氏...実は...行方市をこよなく愛してくださる方なのです。

...といったことで...「りあんめーる vol. 11」では、この藤代範雄氏を取材しています。

多岐に渡る藤代氏の作品

スモントール国際広告芸術祭作品で<br>モチーフとなったカエル<br>
スモントール国際広告芸術祭作品で
モチーフとなったカエル
1985年に開催された「つくば科学万博」でのサインデザイン
1990年の「大阪花と緑の博覧会」サインデザイン
2005年開催の「愛知万博 EXPO2005 AICI,JAPAN」のキャンペーンポスター制作など
国際的な博覧会のデザインにも関わりをもつ藤代氏は世界に向けて活躍され

1997年にスイスモントール国際広告芸術祭に出品した共同制作でのポスターが、ゴールデンアワード金賞及びグランプリを受賞されたことを初めとし、ヨーロッパを中心に多くの賞を受賞しています。
「テロと報復」<br>フランスルーブル装飾美術館に永久収蔵
「テロと報復」
フランスルーブル装飾美術館に永久収蔵
中でも、日本の伝統である能面をモチーフにした「テロと報復」は、フランスルーブル装飾美術館に永久収蔵となる程の作品です。

他にも、デンマークオーフスポスターミュージアムのオープニングイベントでの作品が、世界の3人のアーチストとして選ばれるなど、メキシコ、ウクライナ、ブルガリアなど、さまざまな国の展覧会で入選を果たし、世界各地で個展も開いています。

その作品は藤代範雄の世界http://info.fdblog.jp/image/The20world20of20Norio20Fujishiro.pdfを御覧ください。

藤代氏のデザインとアイデアは、地域振興のためにも使われています

美しい霞ヶ浦に色鮮やかな七色観光帆引船
美しい霞ヶ浦に色鮮やかな七色観光帆引船
今年秋、東京ミッドタウンにおいて開催された「INADA Stone Exhibition2012」
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/ では、藤代氏か実行委員長を務めるとともに、デザイナーのコーディネート、パンフ・ポスターデザイン、運営までを行いました。

また、来年公開となる映画「天心」のポスターも藤代氏の手によるものですが、商標デザインや公共的なデザインなど私たちの身近な場所にもたくさんの藤代作品があります。

藤代氏についてはhttp://www.fujishiro-design.jp/からご覧いただけます。

また、霞ヶ浦に出没する七色観光帆引船にまつわる話など、藤原氏の作品と人生について、りあんめーるVOL.11でご紹介しています。是非、こちらも、手にとってご覧ください。

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