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なめがたダイアリー/茨城県行方市の取材記事をお届け!

地元の花園さん直伝! 親子で楽しむ寄せ植え体験 ~行方市立玉造幼稚園~

すくすくと元気に育て! 花園さんから寄せ植えの秘訣を教えてもらいました♪

2023年11月17日(金)天気はあいにくの雨模様。

「雨降りなんてへっちゃらさ!」と、行方市立玉造幼稚園のお友だちはみんな元気いっぱい♪

お遊戯教室で、秋の寄せ植え体験教室が開催されました!

■行方市花育体験教室について

行方市では、市内の幼稚園を対象に行方産の花を用いた花育体験教室を開催。子どもたちに花や緑に親しみを持ってもらい、親子で寄せ植え教室を行うことにより、家族が関わる機会を増やすことを目的としています。
※花育とは…花や緑に親しみ・育てる機会を通して、優しさや美しさを感じる気持ちを育む活動です。

お遊戯室のステージには鮮やかな色の花がズラリ!

お友だちに植えてもらうのを待っています。

寄せ植え講師の皆さんを紹介!

毎年、寄せ植えの講師は、行方市花生産組合 組合長 須貝さん(須貝花園)、井野さん(井野花園)、茂木さん(茂木フラワー)、山下さん(すみれ花園)です。地元の園芸屋さんなので、わからないことは気軽に何でも聞いてみよう!

※花苗は、講師の皆さんの花園で丹精込めて育てたものを提供いただいています。

 

寄せ植え教室開始前。和やかな雰囲気♪

寄せ植え体験教室開始! 親子で作る楽しい思い出になりますように♪

「おはようございます」と、優しい声で朝の挨拶をするのは、玉造幼稚園 園長の森作さん

その声に応えて、お友だちも元気よく「おはようございます」と、朝の挨拶を返します。

 

森作園長:「寄せ植えを教えてくださる行方市花生産組合の皆さんです。元気にご挨拶しましょう」

園児:「おはようございます! よろしくお願いします」

元気いっぱいのお友だちの声が、お遊戯室に響きます。講師の皆さんたちもにっこり。和やかな雰囲気で寄せ植え体験教室スタートです!

行方市立玉造幼稚園 園長 森作さん

行方市花生産組合さんが準備してくれた花の苗

◇葉ボタン

◇すみれ(よく咲くすみれ・虹色すみれ)
◇ミニシクラメン(ジックス)

◇チューリップ(赤・ピンク・黄色・白)

好きな色の苗を植えよう!

「お花を取りにおいで~」の先生の声に、お友だちは自分の好きな色の苗を選びます。

まだ花が咲いていない苗は、咲くまでのお楽しみ♪

「これにする! キレイでしょ♪」

「私はこの色にしたよ」

植木鉢の底に軽石を使う、そのわけは?

軽石は海を漂う厄介者だけど、お花を育てるときには、とても役に立つんです。

水はけをよくするために、鉢底用ネットや大粒の赤玉土などを使用することが多いです。

2021年に小笠原の海底火山噴火により、大量の軽石が沖縄や奄美へ漂着。漁船などのエンジンに入り込んで、漁業者の方が大変困っているというニュースが取り上げられたことがあります。

漁業では困る存在の軽石ですが、水はけがよいため、花を育てる現場では重宝されています。

園芸ではよく使用する「軽石」

子どもたちに実際に触れてほしいと、使用しています。

植木鉢に植えてみよう!

苗をビニールポットからの取り出し。

ビニールポットの部分を「にぎにぎ」と優しく押してあげると取り出しやすくなります。

「にぎにぎ。あ! ポットから取り出せた」

苗を植えたら、そっと土をかけてあげましょう。

「そ~っと、そっと」

チューリップを元気に育てる裏技

根っこが出てくるときに、邪魔にならないように剝いてから植えるといいですよ。

チューリップの球根を植え付ける前の、ほんのひと手間で根っこの張りが良くなるという裏技!
根っこが出てくるのは丸いおしりの部分で、茶色い薄皮をむいてあげると根っこが出るときに邪魔にならないそうです。剝がれないときもあるので、無理はしなくても良いです。

完成! 冬の寒さを乗り越えて、たくさんの花が咲くのが楽しみ♪

「わーい! 完成♪」

お友だちといっしょに元気に育て!

行方市立玉造幼稚園のお友だちと講師の皆さんで一緒に記念撮影★

行方市立玉造幼稚園の楽しいニュースはこちら↓

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行方市玉造甲4175

行方市立玉造幼稚園の施設、教育内容などについては 行方市公式HPからもご覧いただけます。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。