りあん “ひと”
~ナースの仕事や病院での日常生活などを明るいタッチで描く行方市出身の作家~
2013/07/25
りあん・めーる vol.13 ”りあんひと” のコーナーでご紹介している 作家 ”小林光恵” さん。 現在では、つくば市にお住まいですが、出身は行方市。
玉造小学校、玉造中学校のOGです。
人気漫画「おたんこナース」(小学館)などの原著者としても知られていますが、病院をテーマとした多くの作品を執筆しています。
その背景にあるのは、ナースとしての実体験。看護師から編集者を経て作家への道に進みました。
その経緯については’りあん・めーるvol.13を見ていただくこととして...
こちらでは主に先生の作品について紹介したいと思います。
★ ぼけナース/メディアワークスは、
漫画おたんこナースを小説化したものです。
★おたんこナース/小学館(佐々木倫子)は
看護師の日常を描いた医療漫画です。
★気分よく病院へ行こう/集英社文庫 ★進め天然ぼけナース/筑摩書房 ★こちらナース休憩室/PHP研究所といった看護師体験をもとに書きおろしたエッセイや
★看護婦七転八倒/幻冬舎 という、現役ナース達の心の声を5・7・5の川柳にまとめたものなど、様々な手法で病院をテーマにした作品を、明るくわかりやすく描いています。
数年前に独立し、フラココ舎を立ち上げたそうですが、”フラココ” とは春の季語。
実は先生は、編集者としての経験もあり、俳句などを扱っていたそうです。
他にも
★死化粧/宝島社文庫
★死化粧の時/洋泉社 など
亡くなられた方へのケアをテーマとした作品をも多く手がけています。
また、「エンゼルケア研究会」を立ち上げ、亡くなられた方のケアを家族など親しい方の手で行うことを提唱していますが、生前の面影を化粧で取り戻すエンゼルメイクなどを専門家任せにするのではなく、ご遺族が行うことには、残された方の心の痛みを和らげる効果があり、このケアを広めるための実践活動やセミナーなどをも行なっています。