なめがたヒストリー
~牛頭天王信仰の証拠ここにあり~
梅雨なのに暑いですね><
梅雨どこに行っちゃったんでしょう…からすです!
さて、今回のなめがたヒストリーは緊急特別版ということで、荒宿の本殿遷座祭の取材に行ってきたので書こうと思います(^◇^)
地元の方が言うには、このご神体の公開は約60年ぶりとか!
めったに見れないものなので、今回特集させてもらいます~♪
今回お荒宿の八坂神社の本殿遷座祭とは、わかりやすく言うと本殿の建て直しです!
今回の建て直しで八坂神社の本殿の社は立派な彫り物が入り、銅板葺きの屋根でキラキラになりました。
地元の方々が協力して建てた、新しくてかっこいい神社ですね!
立派なお社が完成しました!
今回の本殿遷座でご尽力いただいた荒宿地区の役員の方々です!
本殿遷座祭のはじまりです!
まずは大幣でお払いです。
祝詞をあげます。
おっ、箱が空きましたよ。
ご神体の登場です!
約60年ぶりのご開帳だそうです(^^)
はい、ここで筆者からすの得意分野の牛頭天王についてちょっと語らせていただこうと思います。
牛頭天王って聞きなれない神様ですよね><
牛頭天王というのは一般的には祇園関係のかつての祭神です。
この“かつて”というのがキーポイントです。
現在祇園関係の祭神は一般的にはスサノオノミコトとされています。
なので牛頭天王は“かつて”の祇園関係の祭神といえます。明治の廃仏毀釈令の時に消された神仏だからです。
ここについて詳しく書きたいのですが、実は一度2年前になめがたヒストリーで特集しているので、一度こちらをご覧ください。
それではなぜ、消された神仏である牛頭天王が、現在荒宿の八坂神社のご神体であるのか。
おそらく荒宿地区で明治以前から信仰されていた、牛頭天王を明治の廃仏毀釈の時に守りきったのが所以であると考えられます。
さらっと守りきったと書いてますが、廃仏毀釈の時に信仰を守り抜くというのはとてつもない労力がいることなんです。
なにせ本家本元の京都の八坂神社ですら、牛頭天王は消されてしまっているんですから…
つまり、荒宿の牛頭天王のご神体は、明治廃仏毀釈を乗り越えたということになります。
ご神体が牛頭天王であるという事は、少なくとも荒宿の八坂神社は明治以前まで歴史を遡ることのできる証拠であるともいえます。
近世期からはっきりと遡れる神社なんてそうそうあるものではないので、これは本当に素晴らしい事ですよね。
これからも、荒宿の地域の方々に守られ続けてほしいと思います。
さて、この荒宿地区の八坂神社で行われる祇園祭ですが、今年は7月23~24日となっております!
上記の牛頭天王のご神体は、7月23~24日に行われる祇園祭の御神輿の中に鎮座しています。
荒宿の祇園祭を見に行ったときに、このご神体が入った御神輿だと思うと、気持ちも厳かな気持ちになりますね。
みなさんも遊びに行ってみてくださいね!
7月23~24日は荒宿へGO!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
行方市石神1681-1
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