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なめがたヒストリー

【西光寺節分会】季節の変わり目の豆まき行事

捻木の西光寺の節分会大護摩修行に取材に行ってきました!

寒いです。とにかく寒くて…僕は本当に寒いのは苦手なんです。

 

どうもからすです。

 

暦の上では立春ですが春はまだまだ遠い感じですね。

 

さて、玉造の捻木の西光寺で行われた節分会に取材に行ってきましたので、今回のなめがたヒストリーは節分について書いてみようと思います。

行方市における節分行事とは…

まず、行方市における節分について『玉造町史』をひいてみると次のようにあります。

節分には大豆の殻を五寸ほどに切り、田作り(ごまめ)の頭かワカサギの頭をさして火に焙り、ヒイラギの葉3~4枚ついた枝を神棚や出入口の軒先の屋根に1対をさす。大豆の炒ったのを「福は内、鬼は外」と2回ずつ大声で叫びながら、神棚、井戸、厨などへ枡の中から少しずつつまんでまく。それを拾って年の数だけ食べるのを年豆という。また、氏神や鎮守様へ詣でて豆をまく。

【玉造町史より抜粋】

記事にはごくごく当たり前の事が書いてありますね!
みなさんもよくご存知の節分ですよね!
ちなみに私の家ではイワシの頭を柊にさしますが、『玉造町史』の発行された1985年はワカサギの頭を柊にさす所もあったんですね!
さすが霞ヶ浦に隣接した地域ならではの風習ですね!
今もワカサギの頭をさす地域は残っているのでしょうか?

 

さて、疑問はさておき、取材に行った西光寺で行われた節分会について書いてみようと思います。

西光寺節分会

西光寺は天台宗の寺院で毎年2月3日に節分会大護摩修行を行っています。

 

この行事は火除、小児虫封じ、商売繁盛、交通安全、五穀豊穣、家内安全、諸願成就に利益があるとされ、地元の檀家さんや、遠くは東京の方まで広く信仰をあつめています。

 

また、西光寺は豊川稲荷と縁が深く、狐が多く祀られています。

西光寺です! 扁額に掲げられた「豊川殿」の文字が綺麗です!

奉納者の方々がお堂に入り大護摩修行の始まりです。

ご住職の焚く護摩焚きには迫力があります!

↓護摩修行の様子です!

護摩修行が終わると世話人さん達による豆まきが行われます!

縁起物なのでみんな一生懸命豆を拾います!

普通の大豆よりは少し小さめの硬い豆です!

御札で包んだ豆もまきます! ご利益がありそう!

豆まきが終わると護摩で祈祷した御札を受け取ります。

これで今年も一年良いことがあるはずです!

西光寺の節分会を取材してみて、節分行事の中でも地元に愛され、続いてきた行事であるなと感じました。地元の小さなお寺で行われる祭りに多くの人びとが集まり行事を行う。ほんとうに素晴らしいことだと思います。
これからも末永くこの伝統が受け継がれるといいですね!

 

みなさんもよろしければ来年参加してみてください! 以下が西光寺の地図です!

参考文献

・『玉造町史』(玉造町史編さん委員会、1985)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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