なめがたダイアリー
六角堂再建! 元気な茨城に!復興支援映画 『天心』
茨城から全国へ!! 『天心』にかける思いと、以外な行方市との繋がり発見!
2013/12/05
岡倉天心(おかくら てんしん) このポスターを見かけた方も多いはず!
「茨城から全国に元気を与える映画にしたい」
復興支援映画『天心』は、まさにその思いとともに完成しました!
構想から5年以上の歳月をかけ、様々な困難を乗り越えて映画『天心』は先行上映が県内各地で始まりました。
作品には、「復興支援映画」という肩書が付いています。
北茨城をはじめ多くの茨城の被災者達にとって、低迷する日本社会を憂慮する多くの国民にとって、この作品は希望となることでしょう。
映画の舞台となるはずの「六角堂」が東日本大震災の影響で流出してしまうという最大の窮地のなか、茨城大学が六角堂の再建を即座に決めたことに合わせて、その再建の光景を作品内に収めてあるそうです。
また、桜がひらひらと散るシーンは六角堂再建にあわせて先行撮影しておいた本物の桜…
海に吹雪く雪も本物の光景…
北茨城の海や月、波が実に美しく撮されています。
この『天心』の映画に行方市玉造にある『大山守大塲家郷士屋敷』が映画のワンシーンに使わているんです!!
白装束を身にまとい、畳敷きの部屋で天心の弟子である、横山大観(中村獅童)、菱田春草(平山浩行)、下村観山(木下ほうか)、木村武山(橋本一郎)が一心不乱に掛け塾に向かっているシーンがそうです。
行方市がロケ地に選ばれた理由は、映画監督の松村克弥(まつむらかつや)さんと行方市にはご縁があるそうです。
監督のコメントをご覧下さいね。
・人と街を結ぶ生活情報誌 マ・チ・コ machico 2013.10 より抜粋させて頂きました。
行方市の「あきんど祭」に来られていたので、その時にパチリ!中央が松村克弥監督、その右側(一社)国際女性教育振興会の茨城県支部所属の城之内景子(じょうのうち けいこ)さん。松村監督によると「城之内さんは縁の下の力持ち資金を集められたのは、城之内さんのおかげです」との事。
松村監督は、とても気さくな方でしたよ。
村松克弥(むらまつ かつや)映画監督
な)村松監督と行方市の接点は?
松)私の母は、行方市の出身なんですよ。行方市麻生の「孔雀」ってお店知ってる?そこが、母の実家になるんですよ。だから、子供の頃夏休みになるとよく泊まりに来ていたんです。
な)では行方市の思い出やイメージはありますか?
松)私の子供の頃は天王崎で泳いだのを覚えてますよ。それから、「えびまこ」「ウシガエル」「満天の星」「川のせせらぎ」そして、お盆に食べるお餅!
田舎の夏!って感じですね。
そういったイメージがあるので、行方市をワンシーンに取り入れたいと思ったんです。
な)どうして、「天心」を映画にしようと思ったのですか?
松)「天心」はフィクションを加える必要がないほどの面白い人生で、7割は実話が基になっています。
茨城の地にこんなことがあったんだ!ということを茨城の人に知ってもらいたいですね。
行方市麻生地区にある「孔雀」です。行方市でのロケの際にはスタッフさん達にお弁当等を用意したそうですよ(^^)
~天心のワンシーン~
このシーンが行方市玉造の「大山守大塲家郷士屋敷」です。
~大山守大塲家郷士屋敷~
北茨城出身の、石井竜也氏がデザインしてくれた「天心バッチ」資金を集めるのに大変助かったそうです。
エンディングに流れる石井竜也(いしい たつや)氏のテーマソング「亜細亜の空」は、天心の残した言葉に「亜細亜はーな里」があります。当時アジアという大きな括りで日本画壇を見ていたんだなと、その広い物事を見る目を持っている人だったのだなと、天心の気持ちになって「亜細亜の空」という歌を作りました。
※人と街を結ぶ生活情報誌 マ・チ・コ
machico 2013.10 より抜粋
天心の映画のキャストの中には沢山の茨城県出身の方がいます。菱田千代役、キタキ マユさんもその一人です。茨城県鹿嶋市出身だそうですよ。
私も映画のワンシーンに出てるんですよ!茨城県は全国的に豊かですね。行方市は農業も盛んですし、歴史的にも大変価値のある所。もっと知ってもらいたいですね。
ちなみに藤代氏が出ているワンシーンです!
藤代氏もお気に入りのシーンだそうです!
映画館に貼られているポスター! もちろん、藤代範雄氏のデザインです。