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ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~

菅谷商店「菅谷商店のほしいも(紅はるか)干し芋(平干し、丸干し各種セット)/干し芋定期便各種セット」

焼き芋でも美味しい「紅はるか」を、じっくり熟成させて作る干し芋には、生産者のこだわりがいっぱい詰まっています!

提供:鉾田市

しっとりやわらかくツヤツヤと輝く黄金色の干し芋は、幅広い年代層のおやつに! ダイエット中の方にも繊維質が豊富と人気です。

サツマイモ農家が作る「干し芋」だから、美味しさを逃さない。


9月~10月、サツマイモの収穫も終盤を迎え、朝晩の寒暖差が出る11月中旬ころから、鉾田市内のサツマイモ農家では「干し芋」作りの最盛期を迎えます。


菅谷商店の直売所裏には、ピンと張られた大型のビニールハウスの中に、コンテナがズラーッっと並べられその中には蒸しあげたサツマイモが一枚一枚丁寧に並べられている様は壮巻です。しかも、うっとりするような甘ーい香りがビニールハウスの中いっぱいに広がり、とても幸せな気分にさせてくれます。

一枚ずつ丁寧に並べられ、サツマイモの余分な水分を抜くことで甘味が凝縮されます。

収穫したてのサツマイモから熟成サツマイモへと変身!


サツマイモ「紅はるか」の特徴

『紅はるか』は見た目の姿形が良く、ふっくら。なめらかでクリーミーな口当たりと、上品な香り、口の中いっぱいに広がる強い甘さが魅力です。
スイーツの材料としても人気。スイートポテト、サツマイモプリン、シフォンケーキ、栗のモンブランならぬサツマイモモンブラン等々、しっとりとした食感と冷めても蒸したての色とあまり変化がなく、お砂糖控えめでも紅はるか本来の甘さで満足のお菓子が出来上がると評判のサツマイモです。


「しっとり、柔らかく甘く」美味しい干し芋にするためには温かな部屋でじっくり休ませる

収穫したてのサツマイモ「掘りたてを食べたい!」と思いがちですが、収穫したては水分が多く甘味が少ない為キュアリング貯蔵をします。菅谷商店でも、30℃の室内で貯蔵し冷ますを繰り返しじっくりと甘みを引き出して美味しい干し芋へと変身させます。


キュアリング貯蔵とは・・・適度な温度・湿度を保つ倉庫などでサツマイモを一定期間貯蔵しサツマイモの表皮の下にコルク層が出来ます。このキュアリング貯蔵をすることで腐ることを防ぎ長期間の貯蔵が出来ます。長期間の貯蔵が出来ることで糖化(デンプンが糖に変わること)を進めることが出来、より糖度が高い熟成サツマイモになります。

甘味が増した紅はるかを「干し芋」へ!こだわりの「天日干し」で、美しい仕上がりに

蒸しあげたサツマイモの皮を熱いうちに剥き上げます。丁寧な作業は熟練の技あり!

惜しまぬ作業が美味しさの決め手!

◆蒸す
貯蔵庫から出したサツマイモを洗い、蒸気で蒸し上げます。
蒸し器の温度調整や蒸し時間によって製品にしたときの色や硬さに影響が出るため、気の抜けない作業の一つです。

◆加工・スライス
蒸しあがったばかりのサツマイモの皮を剥くのは、全て手作業です。
蒸し器から出されたばかりのサツマイモは熱く、柔らかいので丁寧に扱わないと折れてしまいます。
皮を厚めに剥くのが美しい仕上がりになるポイントです。
干し芋の厚さが均等になるように、スライサーでカットします。

◆乾燥
殺菌もかねて60℃の温風でじっくりと8時間かけて水分を飛ばします。
旨味・風味・甘味を出すために天日で干します。平干しは約2~3日、丸干しは約7日~10日ほど天日干しにし、再度乾燥機にかけた後、もう一度天日干しする。(※天候により干す日数は異なります)

乾燥中の「平干し」菅谷商店の平干しは大きくて食べ応えあり!

乾燥中の「丸干し」外側はサクッと、中側はねっとり!

◆選別・出荷
色・艶・乾燥具合を見極め選別します。
選別したものは出荷用の袋へと包装され、菅谷商店オリジナルの箱へ。

天日に干し水分も抜け、良く乾燥した干し芋を、すだれから取り出す作業。

干し芋を袋詰めするのも手作業です。同じ大きさのものをそろえられるのは、まさに職人技です。

「美味しいかった!」と言われるのが嬉しいから、手間をかけて作ります。

菅谷商店さんの干し芋は、全て自分の畑で収穫したサツマイモを使用しています。


◆ずっと農家をされていたのですか?

「いいえ、以前は会社勤めでした。忙しい時期の手伝いはしていましたが本格的にサツマイモ作りや干し芋を始めたのは2016年からです。」


◆会社勤めをされていて、農家の仕事に戸惑いやご苦労はありませんでしたか?
「農家で育ち、子どものころから親の仕事を見てきましたし、手伝いもしていたので、それほど戸惑うことはありませんでした。」

天日干しにこだわるのは、硬くなりすぎないことと、仕上がり具合が目に見えてわかるから。

◆サツマイモや干し芋を作るときに、一番神経を使うことは何ですか?

「サツマイモの苗床の管理は一番重要ですね。サツマイモの出来不出来に関わることですからね。
3月下旬ころには苗床を作り種芋を育てるのですが、水分量と温度管理が重要です。ビニールハウスで育てていますが、時々苗床を触り水分が足りているかチェックします。テレビなどでも取り上げられていましたが「サツマイモ基腐病」にも注意が必要で菌が発生しないように、コンテナをこまめに洗ったりもしますね。

干し芋については、どの工程も大切なことですが私よりベテランの従業員がいるので安心してお願いしています。」


◆天日干しをする理由は何ですか?

「天日干しにするのは、色・艶・硬さ等を、見て判断ができる事です。温風のみだけだと食べた時に、干し芋が乾燥しすぎて硬くなってしまいがちなのです。硬さはそれぞれの好みになるわけですが、天日干しにするとふんわりと柔らかく、風味も増して美味しいんですよ。おひさまの恵みが甘みも引き出してより美味しく感じるんです。」


と、穏やかにお話をして下さったのは、店主の菅谷 忠(すがや ただし)さんです。


◆美味しくお召上がりいただくための食べ方と保存方法についてのポイントアドバイス

届いたらまず、このままで!

・そのままで美味しくいただけます。
・硬くなってしまった場合には、オーブントースター等であたためて頂きますと、柔らかくなります。

小分けにして冷凍保存もOk!

ー保存方法ー
・高温多湿の場所を避け、できるだけ涼しいところで保存してください。
・小袋等に分けて、冷凍保存もできます。
お召し上がりになる前に、自然解凍すれば保存前と同じく、そのままお召上がりいただけます。

※干し芋は生ものですので、お早めにお召し上がりください。

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※写真はイメージです。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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