行方市の特産品に付加価値をつけて地域の活性化にするには!
場所:行方市文化会館
時間:13::00~14:00
特別講演
【演題】
特産農水産物の付加価値高揚化と地域の活性化
【講師】
東京農業大学名誉教授 小泉武夫氏
《小泉武夫氏プロフィール》
1943年福島県の酒造家に生まれる。
東京農業大学名誉教授。農学博士。専門は食文化論、発酵学、醸造学。
現在、鹿児島大学、琉球大学、広島大学大学院医学研究科、福島大学ほかの客員教授を務める。
・特定非営利活動法人発酵文化推進機構理事長
・全国発酵のまちづくり協議会会長
・全国地産地消推移新協議会会長(農水省)
・「和食」文化保護・継承国民会議委員(農水省大臣官房)
・自給率向上協議会会長(農水省大臣官房)…等
★食に関わる様々な活動を展開し、和食の魅力を広く伝えている。
トークセッション
【テーマ】
行方市における特産品の可能性
【パネラー】
東京農業大学名誉教授 小泉武夫氏
中川学園調理技術専門学校 統括部長 真嶋伸二氏
緑と風の農園代表 高柳秀樹氏
なめがた農業協同組合 會田春美氏
【コーディネーター】
東京農業大学生物産業学部地域産業経営学科
助教 小川繁幸氏
情報提供
【テーマ】
『茨城県における6次産業化の取組』
【発表者】
茨城県販売流通課6次産業化・輸出推進室長補佐 日下勝博氏
今回の小泉武夫氏は【発酵の神様】と言われるほどの方です。
…とは言え、知らない方のほうがほとんどかと思います。
【道の駅 発酵の里 こうざき 発酵市場 】は、お出かけになった方もいるかもしれませんね。
全国の発酵食品も販売。もちろん地元の発酵食品である「味噌」「日本酒」珍しいものでは「発酵ソース」「発酵ジャム」等々と…小泉氏のお仕事の一旦を見ることができます。
小泉氏の講演で『発酵食品』ってすごいんだな!と改めて感じさせられました。
行方市は、畑の恵み・湖の恵み・山の恵み(畜産)と豊かな地域です。
例えば、収穫しても多く作りすぎて「もったいないな」と思ったりすることもありますよね。
「これで何かできないかしら…」 もしかしたら…
今回の講演で、「何か出来るかもしれない!」と意欲が湧いた方がいるかも
ユネスコ世界遺産に「和食」が登録されましたが…
それって、京都を指しているわけで地方の郷土料理が含まれているわけではありません。
でも、行方市は『常陸圀風土記』に書かれているほどの歴史のある地域です。現在の私たちが知らず知らずのうちに食べているものが、はるか昔からあったとしたなら…すっ、すごい!
旬の食材を食べる!どうしたら食材のおいしさを引き立てるのかをいつの間にか受け継がれて口にしているのでしょうね。 こういった食の継承はこれからの子ども達にとっても大切なことかもしれません。
現在、行方市では学校給食に地場産の食材を取り入れることのできる素晴らしい地域です。
学校給食を食べている子どもたちが大人になった時に、きっと行方市の食の豊かさを自慢にできることでしょう
美味しい食材が加工され、たくさんの人に食べて頂けたらよいですね。