なめがた今昔物語
第二次世界大戦中のおそらく昭和17年前後と思われる玉川小学校の写真です。
行方市は戦時中にたくさんの疎開してくる人が居たといわれています。
そんな中で小学生(正確には尋常小学生)はどのような日常を送っていたのか。
そんなことがわかる写真です。
この写真に写っている人たちは現在はだいたい80歳くらいになるでしょうか。
このような時代を乗り越えて現在があるのですね。
カラムシ刈りの勤労奉仕
カラムシは現在は雑草の代名詞的な存在の草ですが、戦時中は繊維に利用していたそうです。
戦時中の繊維採集は子供たちの仕事だったそうです。
女子児童の薙刀
男子児童の武道稽古
戦時中の教練
戦時中の国民学校では、初等・高等科で体錬科という教科が設けられました。
武道などを通じて体を鍛え、心を錬すると言う科目です。
男子は武道や銃剣。女子は薙刀を訓練したそうです。
戦時中の開墾
戦時中は深刻な食糧難だったこともありグラウンドも開墾されました。
この写真はその風景を収めた貴重な写真です。