なめがたヒストリー
~荒宿・石神・五町田・手賀・橋門・羽生・浜・古宿・山田の祗園祭それぞれ~
いよいよ、やってまいりましたね!
夏本番! お祭りの季節!
ということで連日お祭りの取材で走り回らせていただきました!
からすですヽ(´▽`)/
みなさん、行方市は様々な形式で祗園祭が開催されることをご存知でしょうか?
今回取材に行かせていただいたのはなんと9つの祗園祭!
なんと9つです!(実はもう1つあったのですが…行ききれませんでした…)
今回は一挙に解説と説明をしていきたいと思います!
平成27年度の行方市の祗園祭はすべて7月の後半に集中して行われました。
なぜ7月の終わりにこんなにまとめて行うのか。
それは祇園信仰と深い結びつきがあります。
まぁ、本来はここで祇園信仰について長々と説明するのですが、祇園信仰や祗園祭の起源に関しては去年のなめがたヒストリーで大特集していますので下記の記事をご覧ください♪
祗園祭とは本来は疫病除けのお祭ですが、ここから豊作祈願や健康祈願なども加わり様々な生成と展開を繰り返します。
行方市内は祗園祭の形式が実に様々でおもしろいです。
では一つづつ見ていきましょう。
※祭りの地区は50音順で紹介いたします。
・地区…荒宿地区(玉造)
・神社…八坂神社
・日程…平成27年7月25日~26日
江戸崎の祗園祭系統の山車の曳き廻しが行われます。
本祭初日の夕刻より船で霞ヶ浦へ祈願へ向かう御浜下り行事が行われます。
大人たちが山車上部をグルグルと廻すのも必見。
山車を停めての手踊りは、あんば囃子・大漁節・笠踊りです。
子供達の笛や太鼓が田んぼに鳴り響きます♪
船で霞ヶ浦へ向かいます…
赤い提灯が綺麗です☆
子供達の手踊りも楽しげです♪
・地区…石神地区(麻生)
・神社…熊野神社
・日程…平成27年7月18日~19日
熊野神社で行われる祭礼ですが、かつて石神集落内にあった八坂神社を合祀してる熊野神社の祗園祭です。
かつては養源寺の前にあった祇園場にと呼ばれる空き地で行っていました。
現在は石神サンギリを演奏し神職とともに集落の安寧を祈ります。
毎年、石神地区内での各組で7年に一度の持ち回りで行っています。
神職と共に祈ります。
祭礼参加者皆で酒を飲み交わします。
・地区…五町田地区(麻生)
・神社…八坂神社
・日程…平成27年7月25日~26日
江戸崎の祗園祭系統の山車の曳き廻しが行われます。
囃子は佐原式のハイブリット型の祭りです。
最終日の夜に山車をおさめる際に行われる水の掛け合いが見所です♪
見学者にはご飯(お米)も配られます!
カラオケ大会なども同時に催されます。
地元の皆さんが曳く大きくて格好の良い山車です♪
気合の入った太鼓演奏です☆
見学の方にはご飯を配ります!
・地区…手賀地区(玉造)
・神社…八坂神社
・日程…平成27年7月18日~19日
4基の石岡型の山車が出揃う豪華絢爛な祭りです。
手賀地区内の横新・両宿・浜町・竹町のそれぞれの山車が手賀地区内を練り歩きます。
おかめ、ひょっとこ、きつねの舞が見ることができます。
地区ごとによってお面が違い舞も違います。
両宿地区の山車は舞台の竹がLEDでキラキラです☆
浜町のひょっとこです♪
竹町のひょっとこです♪
横新のおかめです♪
各町内の角灯籠が祭りの雰囲気を盛り上げます!
・地区…橋門地区(麻生)
・神社…八坂神社
・日程…平成27年7月24日~26日
2基の神輿がぶつかり合う勢いのある祭りです。
2日目の夜に神輿のぶつかり合いが披露されます。
カラオケ大会などもあり地元の人々に愛される祭りです。
ぶつかり合う2基の神輿です!
カラオケ大会も盛り上がっています♪
神輿どうしが勢いよく押し合います!
どっちが勝つのでしょうか!?
・地区…羽生地区(玉造)
・神社…橘郷造神社
・日程…平成27年7月18日~19日
羽生の祗園祭の特徴はとにかく大きな神輿です。この神輿を少人数ながらも一生懸命担ぎ回ります。
トラックの荷台で演奏するのは羽生囃子、子供たちがひょっとこの舞を見せます。
カラオケ大会なども同時に開催されていて大盛り上がりの祭りです。
羽生の特徴はこの大きな神輿!
羽生囃子を奏でながら田んぼの中を走ります…
昼でも夜でも神輿は揉み合いです!
・地区…浜地区(玉造)
・神社…素鵞神社
・日程…平成27年7月24日~26日
初日の夕方より山車が出て浜地区を練り歩きます。
浜地区の山車は山車が石岡型で、人形が佐原型の大人形のハイブリット型の山車です。
山車に乗るのは大黒様。2日目の夜には地区の人々に福を撒くということで、おかめやひょっとこ、きつねや獅子舞の舞う中お菓子や商品を撒きます。
神輿を担ぐ時は大鉾と猿田彦が登場します。
猿田彦です♪ 色々立派です(笑
地区内を練り歩く山車の姿も見事!
夜には獅子舞も登場します!
福を撒くということでガンガン撒きます!
・地区…古宿地区(麻生)
・神社…八坂神社
・日程…平成27年7月25日~26日
正式名称は麻生祇園馬出し祭りといって、行方市指定無形民俗文化財に指定されている祭りです。
神輿と馬が戦う姿は勇壮そのもの。ヤマタノオロチとスサノオの戦いを模しています。
詳しくは以前なめがたヒストリーで特集したことがありますので、下記の記事をご覧ください。
稚児様です! 緊張せずにできたかな?
御輿を担ぐ男たち☆
馬が駆け抜ける姿は見事です!
子供たちはにわか馬を引きます!
・地区…山田地区(北浦)
・神社…八坂神社
・日程…平成27年7月25日~26日
山田祗園祭は写真愛好家の間ではとっても有名な祭りです。
担いだ神輿を逆さにしたり上に乗ったりと大暴れしたあとに蓮田にぶっこみます!!!
また、神輿殿や御仮屋もぶっ壊します!
非常に荒々しい祭りですが保存会の皆さんが一生懸命支えている祭りです。
神輿の下を子供たちが通ります!
今年も一年元気に過ごせますように!
夜の山車の姿は圧巻の一言!
田んぼの中を進む山車も優美です!
いかがでしたでしょうか!?今回のなめがたヒストリーヽ(´▽`)/
本当は一つ一つのお祭りについて特集して細かく書きたいのですが…今回は概要を紹介させていただいて今後また一つ一つ特集させていただければと思います☆
あと最後になって申し訳ないのですが、行方市内でもう1つ祗園祭がやっていたのです。これは麻生の大和地区で行われる天王様というお祭です。詳しくは去年なめがたダイアリーで特集していますので下記の記事をご覧下さい!
コチラ→夏だ!なんだ??【天王様だ!!】
これで同じ時期にやったお祭りは10個になります!!!
同じ行方市内でもこんなにもたくさんの形態で多様性のある祗園祭が行われていることにびっくりしませんか?
行方市の先人たちが伝えてくれた大切な祭り。我々が守らなければいけない大切な祭り。
行方市に生きる素晴らしさを感じられる2週間でした!
この記事を書く上で取材させていただいた各地区の皆様本当にありがとうございました!
・行方市観光協会
・行方市商工会
・荒宿地区の皆様
・石神地区の皆様
・五町田地区の皆様
・手賀地区の皆様
・橋門地区の皆様
・羽生地区の皆様
・浜地区の皆様
・古宿地区の皆様
・新田地区の皆様
・山田地区の皆様
・小牧地区の皆様
・蔵川地区の皆様
・新宮地区の皆様
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
行方市行戸2-8
[ パブ、カラオケ、洋風居酒屋 ]
地元の皆様のホームグラウンド★ 今日も楽しく、一杯どうぞ!
行方市小高1923
[ 喫茶店/コインランドリー ]
コインランドリーのと喫茶店のコラボレーション♪
行方市麻生1138-1
[ パスタ/ピザ ]
来た人みんなで楽しくおしゃべりのできるお店です♪
行方市麻生136
[ 割烹 ]
季節の彩りに心をこめて! 癒しの空間でおもてなし。
行方市石神1681-1
[ 炭火焼き鳥(持ち帰り専門) ]
今日の焼き鳥は、明日の元気を作る!
行方市麻生93-4
[ ラーメン ]
麻生公民館と麻生商工会近く!! 昔ながらのラーメン屋♪