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なめがたヒストリー

お花見の歴史をガッツリ紐解く

~桜を愛でる文化とはいつから発生したのだろうか~

2015/03/24

暖かくなってきましたねーヽ(´▽`)/

春はウキウキする季節だから好きです♪

どうもからすです!

さてさて、今回のなめがたヒストリーは旬まっさかり!!!

お花見の歴史について書いてみようと思います!

日本人ってお花見好きですよね♪

このお花見っていつから始まったの?

そしてなぜ桜の花を見るの?

そんなこんなを今回は書いていこうと思います(^O^)

桜についての民俗を勝手に考察

桜の花というものは春になると一斉に咲き始めるため、かつて暦や季節の概念が気薄であった農村部に季節をもたらす重要な現象で、穀物の種まきをはじめる頃に咲き始める桜はいわゆる春を告げる神の寄り代であったのではないか。

それは『日本書紀』に登場する木花之開耶姫(コノハヤサクヤヒメ)からも見て取れるように、桜は自然界で大きな力を持つ存在であると考えられていたのではないか。

と筆者のからすが民俗学的に想像するだけですが、桜の花を見ると日本人であればある種特別な感情になると思います。

桜の花には人をウキウキさせる特別な力。そんな力があるようなそんな気がします。

そんな桜の歴史について…。次の段落から文献資料から考えてみます。

桜についての歴史

日本の文献における桜の初筆

まず日本における桜の初筆なのですが遡ること1600年あまり、時は第十七代履中天皇の時代。

履中3(402)年11月にこのような記述があります。
三年冬十一月丙寅朔辛未。天皇泛兩枝船于磐余市磯池。與皇妃各分乘而遊宴膳臣余磯獻酒。時櫻花落于御盞。
黒坂勝美 国史大系編集会『新訂増補 国史大系 日本書紀 前篇』(1951 吉川弘文館) 
ここには、履中天皇が皇后や后たちと舟遊びをしていた時に家臣の差し出した酒の杯に桜が浮いていた。と書いてあります。

冬の11月に桜ということで現在でいう狂い咲きの桜なのでしょうが、日本人は約1600年も前から桜に関して関心があったことが伺えます。

日本古代における桜

奈良時代まで時代を下ると『万葉集』などに桜を詠んだ歌が41首登場します。この時代の桜は庭に植えてある桜を愛でるというよりは春になると野山に凛々たる姿で現れる山桜が主になってきます。
三十六歌仙の一人である山部赤人もこの桜に対して歌を詠んだ家人として有名です。
あしひきの 山桜花 日並べて かく咲きたらば いと恋ひめやも
訳:山本健吉『日本文学全集 古事記・万葉集』(1968 河出書房)
山桜の花がいつまでも咲いているのであればこんなに愛おしくないのに…

そんな気持ちを表した和歌です。

山部赤人の桜に対する儚い気持が伝わってくる歌ですね。

日本中世における桜

日本も中世になると桜を花見として見る文化が成熟してきます。

特に中世は武士の文化。

春に一気に満開になり優美な情緒を醸し出し、一気に潔く散る様を見せる桜は「諸行無常」の思想と相まって非常に武士に好かれました

武士の精神的象徴として桜というものは根付いていくんですね!

その中でも豊臣秀吉が慶長3(1598)年に京都の醍醐寺三宝院裏の山麓で行った醍醐の花見は日本における現在の花見の原型と呼ばれるものです。

なんと秀吉は花見がしたいというあまりに近隣諸国から約700本もの桜を移植し、1300人の人数を召し従えて花見をしたということで、それはそれは盛大なお花見であったそうです。

こうしてたくさんの桜の花を大勢で見る文化が日本に誕生しました。

日本近世における桜

江戸時代に入ると中世には武士だけの特別なものであった桜の花見が庶民文化としても浸透してきます。

この時代に上野、浅草、隅田川、吉原などの現在でも名を轟かす桜の名所が誕生しました。

そして江戸時代に桜業界に革命が起きます。

オオシマザクラとエドヒガンの交配種…そう、ソメイヨシノの誕生です。

庶民の桜の代表…桜といえばソメイヨシノ、ソメイヨシノといえば桜。

誰もが知る桜界の王様ですね。

葉より先に花が咲き、非常に環境に強いソメイヨシノはまさに花見を庶民のモノにした立役者と言えるでしょう。

日本近代における桜

江戸時代に爆発的に隆盛を誇った桜の文化でしたが、明治期から現代に至るまでは幾多の困難を辿ります。

まず明治期に西洋文化を取り入れた近代化を急ぐ明治政府は、「桜?そんな古臭いもの知らない」(実際には言っていないのでイメージです)と言わんばかりに多くの桜の名所を荒廃させてしまいます。

その後起こった昭和初頭の軍国主義の流れで桜は大日本帝国のシンボルとされ、また隆盛を誇りますが、悲しいことに日本の精神的支柱のシンボルである桜は敵国に滅多打ちにされ多くが失われてしまいます…。桜に罪はないのですが…。

そのような隆盛と受難を繰り返し現在に引き継がれてきた桜が、現在我々が目にすることのできる桜です。

現在は桜の花を見て「きれいだなぁ~」とのんべんだらりと酒を飲むことができる幸せな世の中になりました。

このいつも見ている桜にも一本一本歴史があることを忘れてはいけません。
先人たちの思いに興じながら桜見もいいのではないでしょうか?

行方さくら周遊ネットワーク

行方市は桜の名所がたくさんあります!

では、行方市の桜の名所についていくつかご紹介いたしますヽ(´▽`)/
沖洲芸術村(玉造)
沖洲芸術村(玉造)
化蘇沼稲荷神社(北浦)
化蘇沼稲荷神社(北浦)
舟津湖岸線(玉造)
舟津湖岸線(玉造)
富田湖岸線(麻生)
富田湖岸線(麻生)
春日神社(麻生)
春日神社(麻生)
西連寺(玉造)
西連寺(玉造)
羽黒山公園(麻生)
羽黒山公園(麻生)
羽黒山公園では3月28日~4月12日まで第24回桜まつりが開催されます。
ライトアップ・見学者へのゴザの貸出・桜に関する野外音楽
ソメイヨシノ・ヤマザクラなど約300本の桜が咲き誇ります!

そして、今回なめがた日和は行方市役所と写真のやり取りをして「行方さくら周遊ネットワークさくらMAP」を作成いたしました。

3月27日に新聞折込で行方市全世帯へ配布予定ですので皆様ご覧くださいね♪

いよいよ桜の季節です!行方市でお花見をたくさん楽しみましょう♪
行方のさくら《イベント情報》
行方のさくら《イベント情報》
行方さくら周遊ネットワークさくらMAP
行方さくら周遊ネットワークさくらMAP

協力

行方市役所 商工観光課

参考文献

・黒坂勝美 国史大系編集会『新訂増補 国史大系 日本書紀 前篇』(1951 吉川弘文館)
・訳:山本健吉『日本文学全集 古事記・万葉集』(1968 河出書房)

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