なめがたヒストリー
『常陸国風土記』~行方郡(なめがたのこおり)を歩く~
お久しぶりです! からすです! 更新が滞ってしまって申し訳ありません。
市内では稲刈りも落ち着いてきて、涼しくなり、すっかり秋めいてきましたね!
私は近所の方々から今年も秋の野菜をたくさんいただきました!
やっぱりこの野菜をあげたりもらったりする中で人間関係が構築されてゆく素晴らしさ!
やっぱり行方市はいいですね♪
さて、今回のなめがたヒストリーは8月31日と9月1日に行われた風土記勅撰1300年事業風土記の世界巡検に行ってきましたので、そのレポに絡めて風土記の世界をまた紹介しようと思います!
今回は行方市民にかぎらず、近隣の自治体からも参加者を募集し、行われたものです!
なので、今回はつくば駅の近くのサイエンス・インフォメーションセンターからスタートとなりました!
今回は『常陸国風土記』と行方市の景観保護について、茨城県考古学協会の黒澤彰哉先生に説明していただきました!
会場も広く、聴き応えのある講演でした。
黒澤先生は茨城県内で出土する瓦のお話を熱心にしてくださいました。
巡検の参加者は夢中になって話を聞いていました!
今回はつくば市のサイエンス・インフォメーションセンターを出発して
平沢官衙跡→茨城郡衙跡→常陸国府跡→三昧塚古墳→曾尼駅家跡→提賀(荒原神社)→井上廃寺→井上長者曲輪(金塚長者跡)→大麻神社というコースを巡りました!
以前の風土記体感交流事業(以前の記事)とかぶらないように、今回は行方市に存在する巨大遺構の井上長者曲輪について書こうと思います!
井上長者曲輪とは、おおよそ7世紀末から8世紀初頭の遺跡です。
主に須恵器や瓦の出土がみられます。
特徴的なのがその大きさ、おおよそ正方形で一辺が100m以上も有ります。
曾尼駅家跡と潮来駅家を結ぶ駅路に対して、斜めに交わっています。
ひょっとすると行方郡衙より前の行方評衙なのかもしれません。
地図で上から見ると浮かび上がるかもしれないので写真を載せてみます。
どうです? うっすらと館の跡が見えてきませんか?
口型の屋敷跡が浮かび上がります。
これではちょっとわかりづらいので、下に今回頂いた資料の写真を載せます。
どうでしょう? 四角の館跡が浮かんできましたか?
おおよその場所は下記の地図になります。
あまりにも大きいのでよくわからないかもしれませんが、自然の風景に溶け込む遺構にロマンを感じずに入られません。
この斜めになっているのが井上長者曲輪の遺構です! どうです? ロマンを感じませんか!?
今でも遺構の近くからは当時の瓦が出土します。 持って帰ってはいけませんよ!
今回のツアーは、行方市近郊の『常陸国風土記』の世界を思い起こすことが出来るような遺構を回りました。
みなさまもこれを機会に歴史探索をされてみてはいかがでしょうか?
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
行方市蔵川144-1
[ お食事処 ]
自家製の麺、自家製の米、自家製の味噌を使った定食をどうぞ☆
行方市富田165-4
[ 創作居酒屋 ]
おいしい創作料理を日本各地の種類豊富なお酒でお楽しみ下さい★
行方市石神1681-1
[ 炭火焼き鳥(持ち帰り専門) ]
今日の焼き鳥は、明日の元気を作る!
行方市行戸2-8
[ パブ、カラオケ、洋風居酒屋 ]
地元の皆様のホームグラウンド★ 今日も楽しく、一杯どうぞ!
行方市麻生1140-11
[ 蕎麦・うどん・和食(天ぷら・かき揚げ) ]
手打ちならではの「香り」と「のど越し」の良さが味わえる!
鹿嶋市宮中290-1 ショッピングセンターチェリオ1階
[ 手作り洋菓子(ケーキ/パウンドケーキ) ]
一口食べれば違いが分かる☆ 上品な甘さの洋菓子が自慢です♪