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なめがたダイアリー

間近に見る帆引き船と天然うなぎに大歓声!

~行方市立麻生小学校 水産業体験教室~

2019/10/17

豊かな霞ヶ浦の恵みを身近に感じて…

◇水産業体験教室が開催されました。

令和元年10月16日(火)
《対象》
行方市立麻生小学校5年生(参加者 74名)
《場所》
麻生漁業協同組合(集合)
・開会式
・漁見学(帆引き船・トロール漁)
水産業体験教室とは?
行方市漁業振興協議会では、子どもたちに行方市の基幹産業の一つである漁業(獲る漁業や育てる漁業)や漁業者が取り組んでいる水産資源の保護(守る漁業)について体験型の学習を通して興味・関心を高め、霞ヶ浦・北浦を身近なものに感じてもらえるよう、漁師との交流の場として、水産教室が開催されています。
麻生漁業協同組合前に集合し、開会式!<br>行方市漁業振興協議会会長も務める鈴木市長と麻生漁業協同組合 組合長の越川氏から「豊かな霞ヶ浦の環境と漁師さんたちの仕事をよく学んでください」と挨拶の言葉。
麻生漁業協同組合前に集合し、開会式!
行方市漁業振興協議会会長も務める鈴木市長と麻生漁業協同組合 組合長の越川氏から「豊かな霞ヶ浦の環境と漁師さんたちの仕事をよく学んでください」と挨拶の言葉。
《水産体験教室内容》
・トロール網漁の見学(乗船)
・トロール網漁で獲った魚の観察

主催:行方市漁業振興協議会 
    会長 鈴木周也氏
共催:行方市(農林水産課)
協力:麻生漁業協同組合・茨城県霞ヶ浦北浦水産事務所・独立行政法人水資源機構利根川下流総合管理所

乗船する前に… 「命を守る救命胴衣を着用する!」

ビニールの上衣と救命胴衣を一人ひとり手渡されます。
ビニールの上衣と救命胴衣を一人ひとり手渡されます。
説明されたように、紐が必ず付いているか。胸元にホイッスルがあるか。きちんとファスナーが首下まで締められるか。お友だち同士で点検をします。
説明されたように、紐が必ず付いているか。胸元にホイッスルがあるか。きちんとファスナーが首下まで締められるか。お友だち同士で点検をします。
班に分かれて漁師さんの待っている船に乗り込んで、出航!「行ってきまーす!」
班に分かれて漁師さんの待っている船に乗り込んで、出航!「行ってきまーす!」

漁場で最初に待っていたものは!

昭和40年前半頃まで行われてた帆引き網漁。風力を利用し網を引く漁法です。※現在は、教育・観光を目的として特別採捕許可により操業されています。<br>
昭和40年前半頃まで行われてた帆引き網漁。風力を利用し網を引く漁法です。※現在は、教育・観光を目的として特別採捕許可により操業されています。
網にワカサギが、かかっているので水鳥も寄ってきています。
網にワカサギが、かかっているので水鳥も寄ってきています。
漁師さんが、網に掛かったワカサギや大物のスズキも見せてくれました。
漁師さんが、網に掛かったワカサギや大物のスズキも見せてくれました。

さぁ!どんな魚が霞ヶ浦にいるのかな? どんな魚が網に掛かったのか見てみよう!

麻生漁業協同組合から徒歩で、天王崎観光交流センター「コテラス」の広場で、網に掛かった魚を観察するよ! 魚の種類の説明をしてくれているのは、茨城県霞ヶ浦北浦水産事務所の渡邉氏です。
麻生漁業協同組合から徒歩で、天王崎観光交流センター「コテラス」の広場で、網に掛かった魚を観察するよ! 魚の種類の説明をしてくれているのは、茨城県霞ヶ浦北浦水産事務所の渡邉氏です。
テナガエビ
コイ
スズキ (手前)、ナマズ(奥)
モズクガニ
モズクガニ
天然うなぎ
天然うなぎ
アメリカナマズの背びれと胸びれには堅いトゲがあるので触らないようにしてくださいね!
アメリカナマズの背びれと胸びれには堅いトゲがあるので触らないようにしてくださいね!
網に掛かっている魚の中には、アメリカナマズも入っていました。
子どもたちにアメリカナマズの生態と触れると危険な部分の説明です。

・アメリカナマズ(チャンネルキャットフィッシュ
北アメリカ原産。日本ナマズのように頭が平らではなく細長い。背びれと胸びれにあるトゲは堅くて鋭い。

獲れた魚を触ってみよう!

あちこちから楽しそうな声が聞こえます。魚に触ったお友だち、メモを取るお友だちそれぞれの感想が楽しみですね。
あちこちから楽しそうな声が聞こえます。魚に触ったお友だち、メモを取るお友だちそれぞれの感想が楽しみですね。
漁師さんに質問していますね。 漁師さんたちとっても嬉しそう!
漁師さんに質問していますね。 漁師さんたちとっても嬉しそう!
水産体験教室!
霞ヶ浦豊かな恵みを実感できたでしょうか。
漁師さん達のお仕事の一環として自然環境を守る事業もしていることも発見できましたか?
お家に帰ってお夕飯の時にでも、今日の水産体験教室の話題に上がるのを想像しただけで楽しくなってきます。



取材に同行させていただき、ありがとうございました。
深く感謝申し上げます。  ~なめがた日和 編集部~


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