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なめがた来たらいがっぺよ サイクリング特集

有限会社ふかさわの今昔

~昭和11年開業!80年続く商店街の洋品屋さん~

提供:行方商業協同組合

現在のふかさわ

有限会社ふかさわさんは麻生陣屋通り商店街でお店を開いています。

ふかさわさんの創業は昭和11年!

80年間用洋品一筋で営業してきたお店です。

今回はそのふかさわさんの今昔を追いかけてみようと思います。

ふかさわの始まり…

 

ふかさわさんの始まりは初代店主の深沢孝三さんから始まります。

初代店主の孝三さんは、洋品店を開く前に養蚕の教師を生業としていました。

孝三さんは養蚕工場からの現場叩き上げの教師だったために、当時学校を出ている教師の方が多く給料をもらっているのに理不尽さを感じ、それならば人に使われる勤め人よりも商売の方がいいだろうと考え、昭和11年に開業、当時は深沢洋品店と、漢字の店名でした。

開業した当時は日中戦争の開戦の前の年で景気もあまりよくなかったそうです。ですが、薄利多売を信条とする孝三さんの行商は周囲に評判が良く、よく物が売れたそうです。

だんだんと商売が軌道にのってきた頃、戦争が激しくなって孝三さんは戦争に徴用され時代の波に翻弄されていきます。

孝三さんが戦地に徴用されてからも、奥さんが店舗を守ります。

その後孝三さんが戦地から帰ります。深沢洋品店さんが営業を再開したのは戦後すぐだったそうです。

昭和40年代の深沢洋品店

 

孝三さんが戦地から帰ってきてから深沢洋品店は好調だったそうです。

この頃から二代目店主である息子の一男さんが東京へ修行へと出ていきます。

孝三さんは常々言っていたそうです。

「商売は他人の飯を食うとプラスになる。」と。

この頃から深沢洋品店主導のもとビックリ市というものが開催されます。これが農業祭と合わさり、後の産業文化祭となり、現在の行方ふれあいまつりとなっていきます。

写真は当時の昭和40年代の深沢洋品店さんです。

昭和40年代の深沢洋品店

昭和40年代にビックリ市に出店する深沢洋品店

昭和40年代に店の前で七夕飾りをする深沢洋品店

手前:深沢孝三さん 奥:深沢一男さん

昭和60年頃のふかさわ

 

昭和50年代後半頃に2代目の深沢一男さんに代替わりします。

その後、平成元年から「深沢洋品店」から「有限会社 ふかさわ」となったという話です。

店の外観も少し変わり、洋品を乗せたカートが所狭しと並んでいる様子が見て取れます。

この頃になるとビックリ市も麻生町にとどまらず、県内全域が知るような大きな祭りになっていたそうです。

当時の賑わいがよくわかります。

昭和58年のふかさわ

昭和62年にビックリ市に出店するふかさわ

おわりに

 

「有限会社ふかさわ」の変遷を追いかけてみました。

創業からずっと洋品を生業にしてきたふかさわさん。

現在は一男さんの妻であるていさんがお店を切り盛りしています。

麻生陣屋通り商店街の発展を見つめながら!

これからもふかさわさんはずっとずっと麻生陣屋通り商店街を見守り続けてくれます。

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