なめがた来たらいがっぺよ サイクリング特集
~時代の変遷に合わせて電化製品と共に…2代続く街の電気屋さん~
現在の高橋電機さん
株式会社高橋電機さんは国道355号線沿いでお店を開いています。
電気関係の生業で60年!
2代に渡ってお店を続けています。
今回はその高橋電機さんの今昔を追いかけてみようと思います。
高橋電機さんの始まりは、警察の事務職であった初代店主の高橋正雄さんが、警察の事務職を脱サラし昭和30年前半に"高橋ラジオ店”を開業したことに始まります。
ラジオの組み立てなどの細かい作業が好きだったという正雄さんの夢をかなえたお店で、開店当初は現在の本城地区の山車会館のあたりにお店があったそうです。
昭和44年頃は”高橋ラジオ店”から店名が変わり”高橋電機商会”となったそうです。
写真は、当時の店舗の上棟式と初荷の時のものです。
新しい店舗になった頃、時代は3C(カラーテレビ・クーラー・自家用車)をもてはやす時代。
時代の勢いに乗って事業はどんどん成長していきました。
昭和44年6月1日の上棟式の様子
初荷の様子(看板に高橋電機商会の文字が見える)
店内は当時の最新家電でいっぱいでした!
配達用のサニートラック
写真は、高橋電機商会の特別塗装のサニートラックです。
荷台には木箱に入った日立のカラーテレビ「キドカラー19」の文字が見えます。
この頃から時代はいよいよカラーテレビの時代に突入していきました。
昭和50年頃の高橋電機さんは、麻生小学校の校庭で行われていたビックリ市に出店をすることが多かったそうです。
2代目店主の高橋秀典さんにお話を聞いた所、「よく親父の手伝いで麻生小学校のビックリ市に行っていた。外でやっていたので雨が本当に心配だった。」と語ってくれました。
高橋電機さんがとても賑わってる様子が見て取れます。
ビックリ市の店頭に立つ初代店主正雄さん
所狭しと家電が並んでいました!
人で常ににぎわっていたとの事です。
昭和60年頃に2代目の高橋秀典さんが修行から帰ってきて、親子で店を切り盛りするようになります。
写真はその頃に新装開店した高橋電機さんです。
平成に入って家電が家にあるのが当たり前になった時代。
高橋電機さんは商品の細かいサポートが喜ばれるお店になっていきました。
昭和60年頃に新装開店した高橋電機
株式会社高橋電機さんの変遷を追いかけてみました。
創業当初から電気一筋60年の高橋電機さん。
時代の変遷に合わせて電化製品と共に営業してきました。
これからも高橋電機さんは行方市の発展をずっとずっと見守り続けてくれます。
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